【Blender】四角形をなぞるエフェクト【モーショングラフィックス】

2020-12-18

四角形をなぞる2Dのモーショングラフィックスを作る。

目次

完成品

次のような映像を作っていく。

参考動画

この製作工程は次の映像を参考にさせていただいた。

(1) Blender Motion Graphics - 5 Easy Effects in 15 Minutes [Tutorial] - YouTube

この記事読む必要ある?

元動画は初心者向け動画ではなく細かいところは飛ばしているので、そのあたりはより詳しく記述している。

わからない箇所はこちらの記事を参考にしてもらえたらと思う。

また、最後は若干アレンジを加えたレンダリングにしている。

レンダーエンジンと背景

レンダーエンジンはEeveeを指定する。

image-20201216134147255

ワールドの背景を真っ黒にする。

image-20201216134308603

縦のツマミを下に移動するだけ。

アドオン

動画内で解説されていないので注意。

アドオンを2つ有効にする必要がある。

Bool Tool

Bool Toolアドオンを有効にしておく。

編集 > プリファレンス

image-20201216154524971

Extra Objects

Add Mesh: Extra Objectsアドオンを有効にしておく。

image-20201217030757505

カメラの設定

テンキー7を押して上からの視点に変更する。

image-20201216134834753

※デフォルトのプロジェクトでカメラと箱が存在している状態

ctrl + alt + テンキー0を押すと今見ているこの視点がメインのカメラに設定される。

※映像ではctrl + alt + .と書いてあるが、バージョン違い?この操作はWindowsのロック画面にいってしまうので使えない。

平行投影

カメラのマークのタブから(オブジェクトデータプロパティ)のタイプを平行投影に変更

image-20201216150200458

今回は2D的な表現なので、奥行きに対して少し膨らんだような表現になってしまわないようにする設定。

面から枠を生成

最初のキューブを削除してshift+Aメッシュ>平面を追加

Tabキーで編集モードへ移行

面を選択してIキー : 「面を差し込む」というツールにする

image-20201216173132598

これを使うとポリゴンの中にポリゴンを作ることができるので枠のようなものを生成できる。

中央の面だけ選択したらXキーを削除

image-20201216173323186

image-20201216173332741

枠だけになった。

中央に「頂点」を生成

上で追加したアドオンExtra Objectsによって単発の「頂点」を生成することができる。

次の操作で頂点を生成。

image-20201217031240655

コレは何かというとパイチャートのようなものの中心を作っている。

円盤を作る

シーンコレクションから追加されたvertを選択しておいて

image-20201217032116660

編集モードに変更。頂点選択になっているのを確認。

image-20201217032128486

Aキーで全選択すると、真ん中の頂点がオレンジ色になる。ここが少しわかりにくい。

image-20201217032243318

この状態でE > Yの順番に押す

Eは領域を押し出して移動。YでY軸に固定している。

これを四角形の外まで引っ張って点を辺にする。

image-20201217032523677

スパナのマークのモディファイアープロパティから

モディファイアを追加 > スクリュー

image-20201218085603316

これで角度をいじればパイチャートのような形をつくることができる

image-20201218085822358

キーフレームを打つ

下のタイムラインにて1フレーム目に移動しておいて

image-20201218085943533

先程作った円盤の角度を0にしてキーフレーム

image-20201218090104050

同様に60フレームにして

image-20201218090127409

角度を360にしてドットをクリック

image-20201218090150752

次のようにキーフレームが打たれるので再生するとパイチャートが回る

image-20201218090220384

image-20201218090304442

円盤に厚みを付ける

Tabキーでオブジェクトモードへ

トランスフォームウィンドウから円盤のZ軸を-0.05mにして少し下へ下げる。

※このウィンドウが出ない場合はNキーで出る

image-20201218090610981

先程のスクリューと同様の手順でソリッド化のモディファイアを追加して

幅を-0.1あたりに設定

image-20201218090918765

すると円盤が最初の四角を飲み込むような形になる

image-20201218090944266

四角形の枠にも厚みをつける

ここで四角形の枠(平面)にもソリッド化のモディファイアを入れておかないとブーリアンが正しく演算されなくなっている模様。

これは2.91のバグなのかは分からないが、動画とは違う箇所なので注意しよう。

image-20201218093944477

image-20201218093900864

ブーリアン演算

オブジェクトモードで

円盤をクリックして選択 > shiftを押しながら枠をクリック

image-20201218094251991

image-20201218094304475

このような選択になる。

ブーリアンはこのように2つ選択しなければいけない。

ここでctrl+shift+B

Bool Toolのウィンドウが出るので下側のIntersectをクリック

image-20201218094354955

うまく行けば次のように円盤が重なっている部分の枠のみが表示される

image-20201218094442053

タイムラインを動かすと枠の表示が動くのがわかる

image-20201218094504714

基本はコレで完成。

複製

ここからは応用

あとはこのフレームを好きなだけ複製していく。

動画と同じやり方

オリジナルの動画では四角と円をshift+クリックで両方セレクトしてctrl+Dで複製。

Sキーで複製したもののサイズをかえて並べて配置している。

私のやり方

四角と円を両方選択したらMキー

これでコレクションと呼ばれるフォルダのようなものに放り込める。

image-20201218112124058

New Collectionをクリック

次のダイアログでコレクション名を適当に入れて

shift+Aキーで追加

image-20201218112256014

一番下に先程まとめたコレクションがでてくるので、これでコレクションごと何個も複製できる。

アニメーション

私はこれでコレクションをいくつか追加して

Sのスケールでサイズ変更。このとき最小値を下回る方向へ動かすと逆に「反転」できるので

image-20201218112524101

こんなふうに反転コピーしてみた。

こうするとただコピーしているだけなのにアニメーションも完全に反転でコピーできる。

終了フレームは60にしておいた

image-20201218113255502

マテリアル

この方法はコピー元のコレクションを変更すると、複製されたコレクションにも全て適応されるので元の一つだけにマテリアルを適応すると全体が変化する。

※逆を言えば枠一つずつ別の変化を与えたい場合はこの方法は使えない。

コピー元のコレクションを展開して平面を選択。

image-20201218112848038

マテリアルタブから新規をクリック。

image-20201218112916646

サーフェスを放射に変えてカラーを選択し強さを少し上げる。

image-20201218112955887

これでレンダープロパティのブルームをオンにしておけば光るはず。

あとはレンダータブから書き出し。

完成

元動画よりちょっとだけアレンジして次のようになった。

かなり汎用性が高くいろいろなシーンで使えそうだ。

この記事をシェア:

author icon

Ultra-Noob @Neve1074
謎の技術研究部部長。元DTMer。今は何をしている人なのかよくわからない。謎。