Stable Diffusionをローカルで使う場合ほとんどの人が使っているであろうstable-diffusion-webui(Automatic1111版)
非常に便利なのだが、UIの再読み込みを行うケースが非常に多い。
そうなると設定がまた最初からやり直しなので、連続で画像を作っていると混乱するケースが多々ある。
今回はプロンプト以外の設定も保存しておく便利機能「PNG Info」を解説する
保存できないものもあるので後述
先に説明しておくとGenerateボタンの下にあるStylesは使用しない。
この機能はPromptを保存しておくものなのでソレ以外の設定は保存できない。
しかもこの方法Google ColabのようにURLが変化すると設定が消えてしまう。
今回紹介するのはURLが変わってもOKな方法だ。
保存したい設定にした状態で一度画像を生成する。
この画像をローカルに保存しておく。
あとはUIを再起動してもOK。
設定読み込みは上のタブからPNG Infoを選択。
「ここに画像をドロップ」と書いてある場所に先程の画像を突っ込む。
少し待つと自動で右側になにやら呪文のような羅列が現れる。
あとは右側のボタンで使用したいツールにデータを遅れば設定が復帰している。
以上!簡単!
基本的によく使う設定は殆ど保存できるのだが一部保存されないものもあるので分かる範囲で書いておく。
Restore Faces,Tilingのチェックボックスが保存されないようだ。
Hires. fixの項目は保存されるケースとされないケースがあるようなのでバツとしておいた。
そのため内部の設定が保存されるかまで確認していない。
Batch count, Batch sizeも保存されない。こちらはよく使われていそうなので注意。
Extensionの設定も一部だけ保存されるようだ。
ControlNetで試した結果を掲載しておく。
こちらは保存されない項目が多いので注意が必要。
特にPreprocessorはリセットされてしまうので注意。
EnableやModel、その下の微調整用のスライダが保存されるのはありがたいかも。
私の場合Google Colabを使っており、バッチ処理をしたあと等はUIが停止してしまうのでとにかくよく再起動する。
他にもエクステンションを入れた後、エラーで止まった後、モデルを入れ替えた後などはよく再起動すると思うのでこの方法を覚えておくだけでもかなり便利になると思う。
是非とも使ってみてほしい。
