2023-01-07

【Marvelous Designer】Deactivate(非アクティブ)とFreeze(固定)【初心者】

3Dウィンドウにてパターンのシミュレーションを一時的に無効化するには2つ機能があり迷ってしまう。それぞれどういう違いがあるのかを解説。

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使用ソフトウェアバージョン備考
Marvelous Designer12(7.1.143)英語版

一部の布を固定したい場合

以前の記事にて全体の重力を無効化することで空中でパターンを縫い合わせた。

今回はそうではなく一部の布だけ固定し、その他の布はシミュレーションを続行したい場合に使いたい。

そんなときにはFreeze(固定)

Freeze

日本語:固定

次のようなパターンを作り、縫い合わせた。

シミュレーション前

カーテンのようなシミュレーションを期待しているが、実際には

床に落ちた布

当然だが布が固定されていないので床に落ちてしまう。

こんなときは上の布をFreeze(固定)してみよう。

3Dウィンドウで上の布を右クリック > Freeze(固定)

ショートカットはctrl + k

フリーズメニューの外観

布が水色になる

布が水色になればFreezeできている。

これで演算すると

固定成功

Freezeされた布自体はコリジョンとしても作用する

Freezeされた布は無効化されたわけではなく布自体はそこに残っているのでコリジョンとして作用する。

例えば次のように上からもう一つカーテンを垂らすと

衝突している

別の布に衝突して演算に干渉していることが分かる。

いつ使う?

複数の布が重なるような複雑な衣装をモデリングするときにシミュレーションが不安定になってしまうケースで有用。

そもそも布が存在しない用にしたい

上の例ではFreezeした布が別の布に干渉することがわかった。

今度はそもそも布が存在しないようにすり抜けてほしい場合

そんなときはDeactivate

Deactivate(Pattern Only)

日本語:非アクティブ(パターンのみ)

3Dウィンドウで右クリックしてDeactivate(Pattern Only)にする。

ショートカットはctrl + j

Deactivate

布が半透明な青になればOK。

青くなった

この状態で再度シミュレーションすると

すり抜けた

半透明になった部分は存在しないような振る舞いをする。

Deactivate(Pattern & Sewing)

日本語:非アクティブ(パターンと縫い合せ)

同じ様な機能でDeactivate(Pattern & Sewing)があるがこちらはどうちがうのだろうか。

Deactivate pattern sewing

こちらは縫い目も無かったことになるので布が落ちてしまう。

縫い目が無効化した

縫い目も無効化されてしまうのでこちらの使用頻度は少ないだろう。

演算を軽くすることができる

実はDeactivate(非アクティブ)には演算を軽くするメリットがある。

一方でFreezeはコリジョンの演算が入るため軽くならない。

大きな作例を作るときにシミュレーションが重くなってきたらDeactivate(非アクティブ)を使うようにしよう。




謎の技術研究部 (謎技研)