【ZBrushの記録】「Subtoolの機能」Day43 ~ Day49

July 30, 2020

毎日15分以上ZBrushを練習する。その記録である。今回は主にSubtoolの機能を紐解く。

ZBrush43-49

はじめに

作業の記録というより機能を上から順番に調べて誰でもわかるようにした。

Day43

2020/07/21

Subtool > Split(分割)

Splitを見ていく。

Split Hidden(非表示分割)

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非表示の部分を別のサブツールに分割する機能。

ただし条件がありサブディビジョンレベルが最低でないと実行できない。

高いサブディビジョンレベルに適応したい場合は一度Del Lowerをする。

Groups Split(グループ分割)

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ポリグループごとにサブツールを分割する機能。

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こちらは高いサブディビジョンでも実行できるが...

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低いサブディビジョンをもとに分割が実行されるので、ガタガタになる可能性がある。

高いサブディビジョンを維持するにはやはりDel Lowerをする必要がある。

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35min

Day44

20207/07/22

Split To Similar Parts(類似パーツごとに分割)

例えばIMM MachinePartsブラシで何個かパーツを追加する。

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ナットのようなパーツを追加した。当然全て同じ一つのサブツールになっている。

※通常は自動で別のポリグループになるが機能を明らかにするためにわざと同じグループにしてみた。

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こちらをクリックすると(もとに戻せない)

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なんとナットのパーツが種類ごとに別サブツールになった。

メッシュパーツごとの頂点数が同じものを別のサブツールに分ける機能だそう。

IMMブラシやトポロジーブラシで使うと便利とのこと。

Split To Parts(シェルごとに分割)

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先程の例と同様に、IMMブラシでナットを2つ挿入した。

当然同じサブツールに配置されている。

先程のSplit To Similar Partsではこの2つのナットが一つのサブツールとして分割されるが

これは一つづつ別のサブツールになるので

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ナットがそれぞれ一つとして分割される。

Split Unmasked Points(非マスク箇所を分割)

感覚的には一番わかり易い。

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マスクされていない箇所を別サブツールへ分ける。

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つまり

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穴が空くわけだが、他と違うのはこれは「Undo」が効くということ。

一度別サブツールに分けてからUndoした場合、複製されたサブツールは消えないので

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マスクした部分を別サブツールへ複製してMoveするような使い方も一応できそうだ。

Split Masked Points(マスク箇所を分割)

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ちなみにこちらは非マスク箇所を分割とほぼ同一の機能で

マスクしてあるほうを別サブツールにもっていくか、マスクしてないほうを別サブツールにもっていくかという違いしかないので、よほど作業を高速化する目的でなければどちらをつかっても大した違いはない。


とりあえずここでSplitの機能はこれで全て。

50min

Day45

2020/07/25

MergeDownは簡単なので省略

MergeSimilar(類似結合)

ポリゴン数が同じサブツールをマージする。

公式ではもともと一つだったものをDuplicateした場合にもう一度結合する場合に有利とのこと。

例えば

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このサブツールは

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頭と輪で別れている。

輪をDuplicateする

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これを変形してもポリゴン数は変わらないはずなので、適当にいじる。

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moveブラシで変形した後、Clayブラシで更にいじった。

さて、Mergeされるのかどうか。

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こちらのボタンをクリック。

ここで注意!

このとき、一番下のサブツールを選択していると何も起こらない。

マージする対象は選択されたサブツールより下のツールのようだ。

これが公式に解説がないので注意。

なのでこの場合は

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真ん中を選択してMergeSimilar

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いじってもポリゴン数は変わらないのでマージされる。


29min

Day46

2020/07/24

MergeDown(下と結合)

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一つ下のサブツールをマージする

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あくまで一つしたのサブツールだけが対象であって、全部マージされるわけではない。

上の例だと、一番下の星型はマージされない。

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MergeVisible(表示結合)

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表示しているものを全部結合。

これは他と違ってサブツールではなく新しい別ツールとして現れるので注意。

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Weldオプションの解説が日英ともにほぼ見当たらない。公式Docも簡潔すぎて把握できない。

次の動画を発見。明日視聴してみる。

34min

Day47

2020/07/25

昨日の動画をみたけどWeldについてはよく分からず。

重なっている頂点を結合するっぽいのだが、例えば箱を2つに複製してWeldで結合。

結合したツールへ移動してZmodelerで動かしてみると

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サブツールは一つだが、明らかにポリゴンが繋がっていない2つのジオメトリ?が存在しているように見える。

頂点は同じ場所にあったはずだが、結合されていないんだが?

結局weldとはなんなのだろうか。

調べてもとにかく記述されているサイトがない。スキップするほかないか。

49min

Day48

2020/07/26

ライブブーリアンの動画をいくつか視聴。そちらに時間を割いた。

Subtool > Boolean

サブツールのブーリアン演算をする項目

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例えばキューブとシリンダーを重ねて

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こんなかんじのモデルがあるとする。

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Live Booleanをオンにして

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シリンダーの方を「減算」にすると

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元あったキューブからシリンダーが減算される。

ライブなので、シリンダーをMoveすることで

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非破壊でリアルタイムに演算が可能。

最後これでOKとなれば

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BooleanのMake Boolean Meshを押すことで

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結合済みのツールが追加される。

56min

Day49

2020/07/27

本日非常に面白い使い方を見つけたので公開する。

サブツールもポリグループも全く同じ中に2つのシェルが重なってしまっている。

これを取り出して2つに分ける方法。

こちらの動画ではサラっとしか説明していないので分かりやすく分解した。

Visibility(可視性) > Grow All(全て拡張)

ctrl+shift+ドラッグで囲うことでモデルの一部分以外を非表示にする機能があるが

Grow(拡張)ボタンを押すことで境界線をより広げてやる事ができる。

一方ですぐ近くにあるボタンGrow Allを押すと結局は非表示になっているものが全部表示されるだけであまり使い道のないボタンにみえるが...

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この例では文字が完全に埋まってしまっている。

このジオメトリは自動生成なためサブツールもポリグループも別れていないので、この文字を引き抜くことは不可能に見える。

ただ、よく見るとうっすらYとEの埋まっている箇所のポリゴンが見える。

つまりこれは内部的には一応シェルが別れており、単純に円のマークに文字が埋まってしまっている(重なっている)だけだ。

つまりこれを救出してやれば良い。

ここでGrow Allの出番である。

ctrl+shiftで円形のマークの一部だけを表示

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たったこれだけになったが...

ここでGrow Allを押すと

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なんと円だけになった。

あとはSplitしてやればよい

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自分でも実践

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大きな箱に小さな箱が埋まっている状態。

一つのポリグループで、一つのサブツールになっているので普通ならお手上げ状態。

※よく見ると小さな箱のメッシュは大きな箱のメッシュと繋がっていないのでシェルが2つあるということはわかる。

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まずctrl+shift+ドラッグで大きな箱の一部分だけ表示にしてみる。

これにGrow Allをかけると

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なんと小さな箱を除いて大きな箱だけの表示になった。

あとはSubtoolからSplit Hiddenしてやると

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完全に分離。

Moveすれば...

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大きな箱から小さな箱を分離することができた。

これは覚えておきたいテクニックだ。

33min

さいごに

作業は一切していないが自分以外にも少しは役に立つ記事にできたかと思う。

どうせ私が短時間で適当にスカルプトしても何も生まれないのでまだ機能探求は続ける予定。


今週の合計:286min

総合計:36.1時間

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Ultra-Noob @Neve1074
当BLOGのオーナー。元DTMer。