【ZBrushの記録】Day50 ~ Day56

August 06, 2020

毎日15分以上ZBrushを練習する。その記録である。

zbrush50-56

はじめに

引き続きZBrushの機能をひたすら探る旅。

こんなアプローチで学習する人は少数かと思うが、不思議と成長してる実感がある。

Day50

2020/07/28

Start Flag

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これをStart Flag(スタートフラグと呼ぶ)

例えば一つのサブツールに2つのスタートフラグがあった場合

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①の中でブーリアン、②の中でブーリアン、と分かれる。

つまりスタートフラグが設定されたものを大元に次のスタートフラグが現れるまでがブーリアンで演算される。

Remesh All(全てリメッシュ)

あいかわらずこちらも「調べても一切でてこない」機能。英語でも殆どでてこず、日本語に至っては0件。

ツイッターを漁っていたところどうやらダイナメッシュがあれば不要になった機能らしい。

無視していく。

54min

Day51

2020/07/29

トポロジとは何か

これが調べても全然解説している人がいないので、私なりの解釈を載せておく。

例えば頂点ABCがあり、それぞれが線でつながっている。

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※ZBrushは3DCGなので厳密には頂点はもっとたくさんあり、それらがつながることによって面になるが、分かりやすくABCだけで説明する。

トポロジとはつまり点と線のつながりである。

例えばMOVEブラシ等で頂点Bを移動する。

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BはCよりも右側にきたがA>B>Cという線のつながりは変わっていない。

点と線のつながりのことをトポロジというので

これは「トポロジは変化していない」と表現できる。

例えばこれを3次元でXYZ軸で考えたとして、Bを2万光分奥に動かしてもA>B>Cという点と線のつながりは変わらないので「トポロジは変化していない」

これがトポロジである。

ではこれはどうか。

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B>Cのつながりを切ってしまった。

つまりこれは「トポロジが変化した」である。

では次はどうか。

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BとCの間にDが入ったので「トポロジが変化した」と言える。

これでわかること

基本的にZBrushの「ブラシ」による作業はトポロジを変化させない。

つまりブラシでどれだけ書いたり引いたりしても、点と線の繋がりは変化しない。

これがMOVEブラシで一点を延々と伸ばした場合に面の密度が変わってしまう現象につながる。

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これは「トポロジが変化していないため」頂点を移動すると、その分だけ面が大きくなる。

ということは、これをダイナメッシュして新しいメッシュに変換するということは...

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繋がりが変わっている=トポロジが変化した、ということである。

ということは「トポロジがおかしい」のような表現を耳にするが

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このように引っ張って頂点が別の面を突破してしまった時などの表現かと思う。

※私の解釈が間違っていたら申し訳ない。

拡大鏡

時々拡大鏡が出てしまって困ることが有る。

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これの消し方が分からない時。

shift+Mでオンオフができる。

Preference > Magnify Glassからでもオンオフと詳細設定が可能。

54min

Day52

2020/07/30

こちらの動画からProjectAll(全て投影)の使用方法を学ぶ。

一つのサブツールからもう一つのサブツールへディティールを投影するということは前々から分かっているのだが、どういう時に使うのかイマイチ分かっていない。

とりあえずこの動画では高いサブディビジョンレベルまで作られたモデルのサブツールをDuplicateし

ZRemesherすることによりローポリモデルを作成

その後元のハイポリモデルからローポリモデルへ投影。

更にローポリモデルをDivideしてProjectさらにDivie、project..といった流れか。

要するに例えば非常に高いResolutionのダイナメッシュで作成したモデルをリメッシュしながらサブディバイドしていく印象だろうか?

こちらの動画では非常に多いポリゴンのダイナメッシュを投影しながらローポリモデルを作成する例となっている。

まだ学ぶことは多そうだ。

75min

Day53

2020/07/31

本日もProjectionについて考える。

ProjectAllを使う古い方法

こちらの動画もわかりやすい例。

やはり、ダイナメッシュで作られた細かいモデルについて複製した後ZRemesherをかけてSDivを作っていく。

メリットとしては投影して新しく作ったほうの一番高いSDivでもダイナメッシュのものと比べて頂点数が少なくできるとの解説。

またProjectAllのボタン以外の項目に関しても

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だいたいどの動画も基本はDistしかいじっていない。

Distを増やすと長い距離ズレているものを投影する。

これが最も古いやりかたの模様。

Project History(履歴から投影)を使う新しい方法

こちらは2020からの手法の模様。

今まではわざわざサブツールをDuplicateしていたが、しなくてもよくなっている。

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このモデルでサブツールは一つにしている状態。

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当然ながら投影するものがないので、

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投影のボタンは無い。

この状態でDuplicateせずにそのままZRemesherでローポリモデルを作る。

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少し荒くなった状態。

で、これに先程のハイポリモデルを投影するには

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ZRemesherを掛ける前のアンドゥ履歴をctrl + クリックすると

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灰色の線が入る。これで履歴が投影元に設定される。

すると

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履歴から投影がクリックできるようになっているのでこれを押すだけで再び投影される。

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この例ではシンプルすぎてあまりかわらないが、一応完成。

サブツールを複製する必要がなくなった。

参考動画

67min

Day54

2020/08/01

Extract(抽出)

適当にマスクをする

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Thick(厚み)を調整して「厚さ」を調整し

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Extractボタンを押すと

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マスクした部分が押し出される。

このまま別の操作にいくとこの操作はキャンセルされてしまうので

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Accept(確定)をクリックして操作を確定する。

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抽出は別のサブツールとして抽出されるので扱いやすい。

Double(両面)

Doubleをオンにして抽出すると

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このようにマスクの表側と裏側両方向に厚みが形成されるので、表面だけに厚みが欲しい場合はDoubleをオフにしておく。

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Doubleがオフの場合。

S Smt(表面スムーズ)

英語版は短縮表記:Surface Smootheness

これを0にしてExtractすると

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角がギザギザになってしまう。

100にしてExtractすると

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角がとてもなめらかになる。

45min

Day55

2020/08/02

Extract(抽出) > TBorderオン

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TBorderThin Borderの略

抜き出したポリゴンの周辺に「細いエッジ」を適応するらしい。

オンとオフで何が違うのか。調べても全くでてこないので実験。

TBorder ON(頂点数3140)

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Tborder OFF(頂点数2668)

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エッジ部分にポリゴンが追加されている模様。

だが実戦経験が少なくこれがどういうケースで有用なのかは不明。

TCorner

オンにすると角の四角ポリゴンを三角におきかえる。

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全く同じマスクから同じ設定でTCornerのみ切り替えて抽出。

TCorner ON

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TCorner OFF

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全く同じ設定でやっても抽出される形状が僅かに変わる。

TCorner ONのほうが丸みを出せる。

こちらも実践経験がないのでわからないが三角ポリゴンは避けられているので素人は使わないほうが良いかもしれない。

わかりやすい説明があるサイト

zzz 三角ポリゴンの謎(分からない人=おいら向け)

TCorner + TBorder

両方オンにすると

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縁にきれいな帯が作られた。

ということは私の知る限りのテクニックだが...

ZModelerでループを選んでQMeshすると面白い効果がでるかも。

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Extractで抽出したものに追加でこんな風に外枠を押し出すことができる。

ただやはり三角ポリゴンが含まれているので避けたほうが良いのか?

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ZRemesherをかけてみたところなんの問題もなく変換できたので三角ポリゴンを消すことが出来ているかと思う。

73min


ひとまずこれにて長かった「サブツール」を概ねカバーしたかと思う。

Day56

2020/08/03

Geometry

記事的に最後なのに新しい項目に入る。

Rstr

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Dvideがある画面にRstrという謎のボタンがある。

そしてこのボタン。公式ドキュメントにも、日本語系BLOGにも、Twitterにも、英語系サイトにも...誰も解説していない。

唯一解説しているサイトは曖昧な解説が入っているので執筆者も分かっていないのだろう。

というわけで、世界でわたしが最初にRstrボタンを解説するユーザーになろうとしている記念記事である(適当)

まず、一番高いSDivではこのボタンはオフになる。

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低くするとクリックすることができる(一番下でなくてもよい)

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肝心な何が出来るのかである。

これは低いSDivで作業をしている時に

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Rstrをクリックすると

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戻る。

マウスオーバーで出てくる解説の通り高いSDivから形状を再構成しているようだ。

さて、これが何に使えるのか、ちょっとスキルが不十分な私にはわからないが

低SDivで作業した後Undoでは戻せなくなるようなケースの時に使うのだろうか。

42min

さいごに

ZBrushの機能は「誰も使っていないであろう機能」がたくさんあるということがなんとなく分かってきた。

恐らくその多くは昔使われていて新しい機能に取って代わり今は使わない物だとは思うが...

ともかく今日までやってきて「この機能とこの機能を組み合わせれば!?」というアイデアが少しづつ浮いてくるようになったのは大きな進歩だと感じる。

1ミリもスカルプトをしていないが今週もZBrushは楽しく進められた。

どうせなら隅から隅まで覚えてしまいたい。


今週の合計:410min

総合計:42.95h

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Ultra-Noob @Neve1074
当BLOGのオーナー。元DTMer。